壮絶な旅路でした
今日は寝泊まりしてるタシュラバットから11km、ハイキングで行けるMAX高いところ(標高4025m)まで練り歩きました。先に言うと、このハイキングめちゃめちゃ厳しくて、ネパールのトレッキングなんて皆目比にならないレベルだったんですが、そんなことはつゆ知らず僕はオランダ人の友達メレの誘いにのったわけであります。てゆか僕を誘ったメレもそんな事は知らなかったわけであります。キルギスのガチ自然を感じながら山を登るなんて最高じゃないか、と。
道中そして目的地は絶景の嵐
昨日に引き続き、このダイナミックネイチャーは文字通り息をのむ絶景です。アンハサウェイくらい絶景です。
水は川で汲んで飲む。
ラスト1kmは鬼急勾配で且つちらちら雪も残ってて何度も足を滑らせましたが、何とか這いつくばって登りきりました。タシュラバット出発から4時間、標高4000m地点に到着です。
ここでメレがあることに気付く
「ここ、目的地のパンダパスじゃない。俺らは最後んとこで道を間違えた。ここからこの坂を下って左に曲がってまた登ったところだ。」
結構疲れていたし腹も減り始めたんで僕は帰宅を提案したんですが、メレは頑として目的地のパンダパスに行くといって聞きません。まあそれならと改めて登山を再開するわけでありますが、そっちの道はがっつり雪が残ってて、10歩進んで8歩戻るみたいな状態だったわけで、盛らずに500m進むのに1時間かかかりました。
これ以上行ったら帰れなくなる恐れありという結論になり、帰路に着く決断を下しましたがここからまた大変。帰り道の方面に雪がありすぎて足が雪の中に埋まってしまうんですね。メレなんて一回下半身どころか乳首くらいまで雪に埋まってたからね。
僕は僕で、靴が雪ん中に埋まってしまって10分くらい鬼の形相で雪を堀まくりました。
何とも壮絶でしたが気合いで積雪ゾーンをぬけだし、更に3時間歩いてようやくタシュラバットに帰ってきました。
今朝の出発から9時間が経っていた頃でした。自然は楽しいけど、なめちゃいけませんねー。
最後になりますが、帰り道で遭遇した羊の大群の映像をお届けします。こんな感じの国ですので自然が好きな方にはいい国だと思いますよ!
キルギス名物、羊の大群と遭遇。 pic.twitter.com/BANQGYLXJ1
— ゆーさな@真剣に遊ぶ人ブログ (@yusana7) June 15, 2019
雪山にニューバランスのスニーカーなんかでいくもんじゃないわ。