シェムリアップからバスで南西に4時間ほど進んだところにある街、バタンバンに到着。
カンボジアで第2の都市。らしい。
今回カンボジアに入国するまで聞いたことすらなかった。
欧米人にはちょいちょい知られている。らしい。
プノンペンにいるときにこの地を知り、タイに戻る前に行こうとかんがえていた。
まあそれなりの街であれば生活には困らないだろうし、バタンバンという響きに何となく惹きつけられた。
バタンバンで最初にやったこと。野外会場で行われるキックボクシングの試合観戦。
相部屋のポーランド人が昨日この試合の情報を仕入れた様子。しかも、ただで観れる。らしい。
カンボジアとタイのそれなりに強い選手同士の試合なんだとか。会場はトゥクトゥクで行ける距離。タイとの国境だってそこまで遠いわけではないし、国のプライドを賭けた熱い戦いになりそうな予感。こんな感じの楽しそうな話を部屋でしてたんで、一緒に行かせてもらった。
我々はドイツ人×1、イングランド人×1、ポーランド人×2、日本人×1の構成。
メインマッチの前に、プレマッチが3試合、それとちょいちょいカンボジアのアーティストのライブがあった。
プレマッチからかなり盛り上がっていた。
タイといい、カンボジアといい、キックボクシングの人気は凄い。実際に肌で感じると余計に凄い。
(タイはムエタイか)
1試合3〜4ラウンド制。
ラウンド間のブレイクタイムには必ず音楽が流れる。
ここで我らは全員で踊り始める。今日一緒にいたヨーロッパ人は踊るのが大好き。ブレイクタイムも我々にとってはブレイクにはならない。俺も音楽大好き人間として一緒になってはしゃぐ。
こうゆう時いつも、昔からヒップホップやらレゲエやらを好きで良かったと思ったりする。
音楽かサッカーがあればとりあえずある程度は打ち解けられる。どこでも誰とでも。
かなりの人数がこの会場にいながら、ほぼ現地人しかいない。ここには外国人はそうそう来ないらしく、みんな我々をまあ見てくること。
ラウンド中は試合をガン見し、ラウンド間は踊って騒ぐ外国人をガン見。カメラも相当向けられた。
沢山の人のフェイスブックやインスタグラムに載ったことだろう。
ここがいかにツアリスティックな場所でないか、よくわかる光景であった。
メインマッチが始まる頃にはこの人だかり。
試合はとてもクリーンでめちゃめちゃ面白かった。
結局判定でカンボジアの選手が勝ち、会場は多いに盛り上がったところでイベント終了。
全く予期していない1日だったけど、旅人仲間を作れて、ローカルの空気を感じることができて、結果くそ楽しかったバタンバン初日でございました。