- トルコ旅行を検討中
- 長期旅で、いずれトルコにいく予定
- トルコについて、観光以外の情報が知りたい
そんな方におすすめの記事です。親日国家として知られトルコ。そこには日本とトルコの間にある深い絆が関係しています。とゆうことで本記事では、以下について紹介します。
- トルコに行くなら是非知っておきたい、トルコと日本のこと
チョイスについては偏見もあるかと思いますが、是非ご参考になれば。
ちなみに僕は6年ほど務めた銀行を退職後、1年ちょっと世界を放浪した人間で、トルコには3週間滞在しました。今も旅を続けたいところですが、コロナの影響もあり大人しくしています。
【旅行・観光前におすすめ】知っておきたいトルコのこと3選
日本とトルコの関係を象徴するできごと2つと、トルコに住むある民族、についてです。
- 日本人がトルコ人を救った、エルトゥールル号事件
- トルコ人が日本人を救った、イラン・イラク戦争
- 自国をもたない最大の民族といわれる、クルド人
エルトゥールル号遭難事件
1890年、トルコの前身であるオスマン帝国がエルトゥールル号に乗って訪日した時のこと。
トルコへの帰路で台風にやられて遭難、600名弱の死者・行方不明者を出しますが、70名弱は和歌山県沖に打ち上げれ奇跡的に生還します。村人達がかれらを救出、1ヶ月ほど日本で安静にしたあと無事に帰国した、ということがありました。
また山田寅次郎といういち民間人が、遺族支援のために2年間で1億円(現在の価値)の募金を集め、オスマン帝国に届けにいきました。
たまにテレビなどでも取り上げられていますが、エルトゥールル号の救出や山田寅次郎の募金は、トルコにとって重要な歴史のようです。これが、100年後に起きたイラン・イラク戦争での日本人救出のきっかけになります。
トルコ人が帰国困難になった日本人を救った、イラン・イラク戦争
1985年、イラン・イラク戦争。
「48時間後にイラン上空を飛ぶ全ての飛行機を無差別に爆撃する」
イラクのフセイン大統領は、突然こんなことを宣言します。各国が自国民を助けるために急いで飛行機をとばしましたが、日本政府は対応がおくれしまい、日本人約250名がテヘランの空港に取りのこされることに。
タイムリミットがせまる中、トルコが日本人救出のために急きょトルコ航空の飛行機をイランにとばしてくれ、結果日本人は無事に救出。トルコは危険を冒して助けてくれた理由について、こう答えたそうです。
「エルトゥールル号の借りを返しただけ」