前回に引き続き大好きな国スーダンの紹介です!今回は第2弾!(全2回)
僕の独断と偏見によるものですが、スーダンの素敵ポイントとして、
- スーダン人のパワー
- スーダン人の親切さ
を挙げていまして、今回は「親切さ」の回です。(前回の「パワー」の回はこちら)
まずは場所の確認。
アフリカ北東部にある国。2011年に南スーダンが独立して現在の姿になっています。
スーダン人の親切さ
全部で36時間(笑)かかったエジプトからスーダンへの陸路入国の際、他の乗客の人たちは僕にとにかく気をかけてくれて、国境での手続きも全部手伝ってくれました。
休憩の度に必ずコーヒーに誘ってくれ、飯も誰かが声をかけてくれました。15人くらいに囲まれて、僕のためのアラビア語講座をしてくれました。全然覚えられませんでした。
合計36時間の移動中、お前はゲストだからという理由で、1円もお金を払わせてもらえませんでした(いつも誰かが奢ってくれました)。
入国後もスーダン人は相変わらず優しいわけで。道を歩いてると突然屋台から大声で話しかけられる。ローカルバスとか商店でお金テキトーに渡しても、みんなちゃんとおつりを返してくれる(渡さずにくすねようとする奴が後進国には多い)。
仲良くなったスーダン人のタラル。彼の家に誘われ結局1週間以上居候させてもらった。タラルは毎日色んな友達を紹介してくれたけど、もれなく全員良い人だった。
道でただ立っているだけで突然知らない車が停車。「お前どこいくんだ?大丈夫か?車探してんのか?」って言われて、いきなり乗せてもらったことも2回ありました。ヒッチハイク的なことは何もしていません。立っていただけです。
原因不明のネット接続不良が起きて相談する人がいなかったから、近くにあった携帯修理屋に行って事情を説明したら、元やってた仕事を放って助けてくれたこともあった(そん時も金要らないって言われたけどお願いして少額を払わせてもらった)。
実はアフリカを旅するバックパッカーの間ではスーダン人はとにかく優しいっていうのは結構有名。個人的にも3週間のスーダン滞在中、うざいって感じたのはたったの1人でした。当然人によって違いはあるけど、スーダン人が優しいというのはある程度当たってると思います。
それでも色んな理由があって観光客は超絶少ない。ビザが150ドルもする、治安への不安、観光名所が少ない、スーダン入国スタンプがあるとアメリカに行きづらくなる、などなど訪問意欲を削ぐことは確かに多い。アメリカから経済制裁を受けてたこともあり発展度合いもまだまだ。おまけに前大統領バシルの独裁支配によって報道規制もあった。モノも金も情報も、全てが足りていないといった感じでしょうか。
ただそうゆう状況だからこそ、人が変わらず優しいんだろうなと思う。他国であるような妙な観光客慣れ(ぼったくり)も全然ない。
お互い支え合って生きてるというか、人同士の本来の関わり方ってこーゆうことかなみたいのを感じることができる。生き急いでる人はいない。うまく説明できないけど、モノと金と情報が溢れた代わりに失われていったものがスーダンにはあるような気がする。
現地人タラルとの出会い
日本からはかなり遠く、気軽に行こうとはならないスーダン。テロのイメージを持ってる人も多いと思います。世界がスーダンに対してネガティブな印象を抱いてる人が多いことは、現地人の友達タラルは気づいていました。
ある日彼からこんなことを言われました。
「スーダンに関する情報はテロ系のものしか流れてないんでしょ?世界の人がスーダンを怖い国だと思ってるんでしょ?でもあれは腐った政府と一部の過激派の仕業で、テロや内紛がスーダンの全てじゃない。超平和だし治安も良い。それを色んな人にわかってほしい。だからお前みたいな旅行者がくると本当に嬉しい。」
実際に治安は本当に良くて、夜に一人で出歩いても僕は全く危険を感じませんでした。アフリカでは珍しいことだと思います。
彼の言葉を受け、僕は一人でも多くの人にスーダンの魅力を伝えようと思ったわけです。だからこそ今回のスーダンに関する記事(前記事も含めて)、沢山の人に見てもらえると嬉しいです。
次回はそんなスーダンの近代史について、簡単に紹介します。
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