先日、エチオピアの様々な特殊文化について記事を書きました。
- 1年間が13ヶ月
- 学校が3時からはじまること
などを紹介しています。
当記事では「クリスマスが1月7日」だということにも触れましたが、僕はこの情報に最初に触れたとき、そもそもクリスマスって何だっけという素朴な疑問を持ったわけであります。
(これから書くことは全て諸説ありです)
クリスマスって何
クリスマスは、「イエスキリストの誕生日」ではなく「イエスキリストの誕生を祝う日」です。実は聖書にはイエスキリストが生まれた日はどこにも明記されていません。だからイエスキリストが12月25日に生まれたかどうかは誰にもわからないというのが現実です。
12月25日が誕生日だという人がいればそうじゃないっていう人もいて意見は様々ですがイエスが生まれた時の状況、例えば「羊飼いが外で羊を飼っていた」みたいな状況を踏まえると、どうやら12月生誕否定派の方が多いみたいです。
12月25日の理由
結局「イエスキリストが生まれた日」については諸説ありながらも確証はなく正確なことはわかりません。じゃあなんで12月25日に設定された。これは3〜4世紀頃のローマ帝国に遡ります。
ローマ帝国ではクリスマス云々の前から全然別のことで12月25日を祝日にしていてその日は、日照時間が最も短い日(冬至)を越え再び太陽が力を取り戻すことをお祝いする、太陽神をお祝いする祝日だった。
この頃(3〜4世紀頃)、キリスト教はローマ帝国の国教になってからあまり時間も経っておらず、ローマ教会はこの太陽神を祭る祝日をイエスキリストの誕生を祝う日と定めて布教活動を活発化させようとした。
これがクリスマスが12月25日になった理由だそうです。
クリスマスが誕生日ではなく誕生を祝う日だということであれば、しかもそれが人為的に設定された日だということであれば、独自の文化をもつエチオピアのクリスマスが1月7日なのも理解できますね。
神話=社会秩序
キリスト教でいえばクリスマスやイースター、イスラム教でいえば断食や服装規律などは人々の生活の基礎になる重要なファクターですが、これらは全て宗教が根拠。宗教は「神話」と言い換えることができるわけでつまり世界では、神話は社会秩序の一部だということがいえます。
それは日本も例外ではないわけです。
日本の休日の多くは宮中祭祀・神道行事・天皇が根拠で、これらのベースになっているのは日本独自の神話である古事記や日本書紀です。日本人として日本にいるうちはあまり宗教などを感じることはないと思いますが、実は古事記や日本書紀が根拠になっている社会で生活をしているわけです。
(もう一度書きますが諸説ありです)
旅というのは本当に面白いです。
新しい文化に触れて新しい体験をできるだけじゃなく、今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなることで、それまで何も感じなかった事象についても何かを感じ、知ろうとするようになります。
今回でいえば、
- エチオピア行きを決める
- →エチオピアについて調べる
- →クリスマスが1月7日だと知る
- →クリスマスってなんだっけ?
- →日本の休日ってどうなんだっけ?
という感じ。
アンテナばり低の僕は、日本にいるだけならクリスマスが何だかなんて一生調べなかったでしょうし日本の休日に興味を持つこともなかったと思います。。
とゆうことで先日、とうとう日本の神話を学ぶべく古事記を読み始めました。既に1周読み終わりましたが、よくわかんないところが沢山あったので最低でもあと2周はしようと思います。僕の編集力が間に合えばそのうち古事記に関する記事も書いてみたいです。
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