- 結局、海外旅行にどのクレジットカードをもっていけばいい?
- 海外旅行保険、ポイント還元率、、何を優先すればいいのか。。
- 長期旅をしてる人は、何のカードを持ってってるの?
そんなことを考えている方向けの記事です。
本記事では、海外旅行に適したクレジットカード5枚と、旅行期間別のクレジットカードの組み合わせ、について解説しています。
ちなみに、このブログを運営している僕はこんな人間です。
- メガバンクに6年弱勤務
- 退職後は、1年超の世界放浪
- 海外バックパッカー歴は8年目、約50カ国に訪問
- コロナのせいで現在は旅中断してます。。
海外旅行にクレジットカードは何枚必要か【おすすめ:3〜5枚】
旅行期間や用途に合わせて、以下の5枚から選ぶのが良いかと思います。
理由を書いていきます。
ポイントは、たったの2+1
- 海外キャッシングに強いか
- 海外旅行保険に強いか
- (年会費がかからないか)
ポイントはこれだけ。
海外キャッシングが、なぜ大切か
格安で、海外の現地通貨をゲットできるからです。
キャッシングの手数料は、銀行等の窓口両替やクレカでのカード決済の手数料よりも、劇的に安い場合がほとんどです。
【10万円分を米ドル換金or決済するときの手数料(概算)】
- 銀行の窓口両替:約2,500〜3,000円
- カード決済:約1,500〜2,000円
- キャッシングでの現金調達:ほぼゼロ〜300円
キャッシング=怪しい
というイメージが強いですが、全然普通の取引ですし、海外旅行通や世界一周者でキャッシングを使っていない人はほぼいないと思います。
海外キャッシングに関しては、以下の記事で解説しているので、あまり詳しくないという方は、ご覧ください。
【窓口はダメ】海外旅行のお得な両替はクレカのキャッシング一択
それでは、各カードについて、みていきます。
アコムACマスターカード(キャッシング◎、保険×)
- キャッシングをした直後に、ネットで繰り上げ返済できる
- つまり、キャッシング手数料率は、ほぼゼロ〜0.15%くらい
ほぼゼロコストで、現地通貨をゲットできます。
つまり、海外キャッシングに関しては、アコムACマスターカードは神カード。
海外旅行保険の付帯はないし、その他のメリットは特にないので、海外旅行専用カードみたいな位置付けですが、入会費や年会費はかからないので、持っていて損はないです。
セディナカード (キャッシング◯、保険×)
- キャッシングしてから数日後に、ネットで繰り上げ返済できる
- なので、キャッシング手数料率(概算)は、0.2〜0.5%くらい
旅人界隈で圧倒的なシェアを誇るのが、セディナカード。
僕の感覚では、世界一周者の70%くらいの人が使ってるイメージです。
海外キャッシング以外には特にメリットはないので、海外旅行専用カードという感じですが、現地で格安で外貨がゲットできるのはでかいですよ。
入会費・年会費は無料。
エポスカード(キャッシング△、保険◯)
- 海外旅行保険が、素晴らしい
- キャッシングのネット繰り上げ返済もできる
海外旅行保険は、自動付帯。しかも、割と高めの保障。
一般カードで疾病治療が270万円も保障されるのは、でかいと思います。
クレカの海外旅行保険について、あまり詳しくないという方はこちらの記事をご覧ください。
(ATM利用手数料が都度かかるため、上記2つのカードには見劣り)
楽天プレミアムカード(キャッシング×、保険◎、その他◎)
- 海外旅行保険が最強
- 世界1000以上の空港ラウンジが使いホーダイ
年会費が1万円かかるものの、多くの長期旅行者が楽天プレミアムカードを持っています。
まず特質すべきは、海外旅行保険の手厚さです。他にお勧めするカードと比較しても、その差は歴然です。
さらに、世界1,000カ所以上の空港ラウンジが制限なく使える、プライオリティ・パスを無料で発行できるというサービス付き。
日本人がよく行くであろう、仁川空港(ソウル)やドンムアン空港(バンコク)をはじめ、世界各地のラウンジが無制限で使えます。年会費はかかりますが、個人的にはプラマイプラという判断です!
リクルートカード (キャッシング×、保険◯)
- 利用付帯の保険が素晴らしい
3ヶ月以上の旅をする方向け。
旅行期間3ヶ月以内であれば不要、3ヶ月超であればかなりおすすめ。そんなカードです。
リクルートカードは利用付帯の海外旅行保険がとっても条件が優しい点が特徴なので、それをうまく使えば、有用性大となります。
- 出発〜3ヶ月:エポス・楽天プレミアムなどの自動付帯の保険でカバー
- 3ヶ月〜6ヶ月:リクルートカードの利用付帯の保険でカバー
こんな感じで使えば、保険屋さんの保険に加入せずに、6ヶ月間分がクレジットカードの海外旅行保険でカバーされます。
入会費・年会費は無料です。
【期間別】海外旅行用クレジットカードの1軍発表
短期(〜1週間)
キャッシングはアコムACマスターカードとエポスカードでカバー、
海外旅行保険はエポスカードと楽天プレミアムカードでカバー。
※傷害死亡・後遺障害以外の保険内容(治療・賠償責任・携行品保障など)は他のカードと合算できるので、2枚あると保障金額があがる
中期(〜3ヶ月)
短期旅行の1軍にセディナカードを加えました。
アコムACマスターカードにトラブルが発生したとき用の補助的役割です。
(エポスでのキャッシングは、ATM利用手数料が毎回で発生→長期のキャッシング利用は得策ではない)
長期(3ヶ月超〜)
リクルートカードを追加。
これで出発後3ヶ月〜6ヶ月もカバーされました。
それだけでは保障金額が少ない、6ヶ月超の保険が必要という方は、保険屋さんの保険に加入しましょう。有名なのは金子秀人損害生命保険事務所です。
(もちろん6枚以上持ってくのもありですが、管理がめんどくさくなるかなと。。個人の感覚によりますが、僕が5枚くらいでいいのかなと思ってます)
他サイトで高評価のカードはどうなのか?
いくつかピックアップして、みてみます。
楽天カード・楽天ゴールドカード
- 海外旅行保険の使い勝手が悪い
厳密にいうと「悪くなった」が正しいです。
今までは好条件でしたが、楽天カードが発表した2020年の条件変更で、そのメリットはほぼ失われた形です。変更後の条件は以下のようなイメージ。
ということで、個人手配を好む人にとっては、致命的な変更(改悪)です。
ただし楽天プレミアムカードに関しては、今回の条件変更の対象外であり、今まで同様のサービスを受けられます。
JCBカード
- 海外旅行保険は、エポスや楽天プレミアムの方が良い
- 保険は利用付帯→出発3ヶ月後〜のカバーとしてはあり
- JCBなので利便性は、、
海外で利用付帯の保険を発動させるには、基本的には現地公共交通機関の決済をする必要がありますが、ブランドがJCBなので、ちゃんと海外で使えるかどうかはなんとも。。
保障内容は、後述します。
ライフカード
- 保険に特段のメリットはない
- 学生でも作りやすいので、学生の方はあり
- 高いポイント還元を求めるならあり
各カードの海外旅行保険の内容を比較
エポス | エポスゴールド | 楽天プレミアム | リクルート | 楽天 | JCB W | ライフカード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
傷害・死亡 | 500万 | 1,000万 | 5,000万 | 2,000万 | 2,000万 | 2,000万 | 2,000万 |
治療(傷害) | 200万 | 300万 | 300万 | 100万 | 200万 | 100万 | 200万 |
治療(疾病) | 270万 | 300万 | 300万 | 100万 | 200万 | 100万 | 200万 |
賠償責任 | 2,000万 | 2,000万 | 3,000万 | 2,000万 | 2,000万 | 2,000万 | 2,000万 |
携行品 | 20万 | 20万 | 50万 | 20万 | 20万 | 20万 | 20万 |
救援者 | 100万 | 100万 | 200万 | 100万 | 200万 | 100万 | 200万 |
期間 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
条件 | 自動 | 自動 | 自動&利用 | 利用 | 利用 | 利用 | 自動 |
年会費等 | 無料 | 無料 | 1万 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |