アフリカの小さな国ルワンダ。政府の主導でコーヒー生産に力を入れていて、最近では日本国内のローソンやスタバでも取り扱いがあるほど、日本への輸出量も増えています!
これからますます大注目のルワンダコーヒーついて探っていきましょう!
ルワンダってどんな国
アフリカ中部にある小国ルワンダ。面積は岩手県と秋田県を足したほどの大きさしかありませんが、1,200万人の人口をかかえていて、実は人口密度は日本以上という一面を持っています。
ルワンダの名が世界に広まったのは、1990年代前半に起きたルワンダ内戦でした。その内戦でツチ族という民族の大量虐殺が起き、たった100日のあいだに当時の人口の10%以上(約80万人)が犠牲になったといわれています。
ルワンダ内戦を題材にした映画「ホテル・ルワンダ」や「ルワンダの涙」をみたことがある方は多いのではないでしょうか。
かなしい過去をもつルワンダですが、内戦から30年弱たった現在、治安は劇的に改善し、IT立国としてぐんぐん経済成長を遂げています。「アフリカのシンガポール」とか「アフリカの奇跡」などとも称されていますね。
ルワンダのコーヒーとは
千の丘の国と称されるルワンダだけあって、標高が高く気温の寒暖差が大きいんですが、どうも栽培環境的に良い条件が揃っているそうです。
ルワンダ政府主導でコーヒー事業の拡大に取り組んだことで、国全体の輸出総額の25%を占めるまで成長、コーヒーはルワンダを代表する名産品になりました。
年間最高のコーヒー豆を選ぶコンテストであるカップ・オブ・エクセレンスを、アフリカで初めて招致・開催したのもルワンダです。
そんなルワンダですが、実は国内ではコーヒーより紅茶(チャイ)の方が大衆的で現地の人に親しまれている飲み物。
現地のコーヒー農園に行った時、そこで働いてた方は「コーヒーは元々上流階級の人が飲むものだった。今でもそうゆうイメージを持ってる人は少なくない」と言っていました。
ルワンダ人にコーヒーを飲んでもらうにはどうしたらいいか、いつも考えているそうです。
ルワンダコーヒーの味
さて実際の味ですが、、
「酸味が豊富で飲みやすい」って感じでしょうか。。ネットをみるとフルーティな酸味という言葉を目にするのですが、コーヒーマニアでも食通でもない僕にとっては、「フルーティな酸味」を感じるほど舌が肥えていませんでした(笑)
でも美味しいのは確かです!2019年には期間限定でローソンが店舗販売していましたし、スタバでも一部の店舗で取り扱っていました!
(家の近くにローソンもスタバもなく2020年5月現在で取り扱いがあるかわかりませんが、ネットを見る限りなさそうですね。。)
コーヒー豆:STARBUCKS RESERVE®|スターバックス コーヒー ジャパン
東アフリカのエチオピアがコーヒー発祥国
余談ではありますが、コーヒーの発祥として知られているのは、ルワンダと同じくアフリカにあるエチオピアです(諸説あり)。
舞台は13〜14世紀ごろのエチオピア。羊飼いの少年カルディ君は、謎の実を食べた山羊が一晩中興奮しっぱなしでだったのをみて、これはすごいということでその実を色々試した結果、コーヒーが生まれたという説です。
人気コーヒーショップのカルディの名前はこの羊飼いカルディ君が由来です!
ちなみにもう一つの説は中東のイエメン発祥説で、今だにどっちが本当かはっきりしていません。
ルワンダコーヒーをお試しあれ!
ルワンダのコーヒーについて紹介しました。
味の説明がめちゃくちゃざっくりで恐縮ですが、美味しいのは確かです!ちなみにコーヒー栽培の強化にはJICAも協力していて、これから日本で目にする機会はもっと増えていくはずです!
クセがなく飲みやすいと思うので、是非一度試してみてください!
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