- 世界一周を検討中だけど、いくら準備すればいいかわからない
- 旅中の資金管理のやり方は?
- 旅のコストを抑えるコツはある?
こんなことを考えている方向けの記事です。
先日、twitter上で下記のリクエストをいただきました。
ということで、今回は長期海外旅行の費用についてお話ししていきます。
(ぽー運転手さん、ありがとうございます!細かくいうと、105万円でした)
ちなみにこのブログを運営している僕はこんな人間です。
- 1年間の世界放浪をしました(東南アジア〜アフリカ)
- バックパッカー歴8年目
- これまで約50カ国に訪問
世界一周はしていませんが、長期旅の何かしらの参考になったら嬉しいです。
(比較的低コストで旅をしましたが、バックパッカー界でたまに発生する「安い自慢」ではないことだけはご理解いただけると幸いです。。)
【格安】376日間の海外旅行費用は105万円【世界一周予定の方へ】
ざっくり100万円くらいで、1年間の旅ができました!
全部込みで、1日あたりの出費は3,000円
だいたいこれくらいの出費なら、1年間100万円の旅ができます。ただしこの中には、ビザ代や航空券代など、すべて込みの金額です。
これをみるとカツカツなのかと思いがちですが、実際は全然そんなことありません。
新興国の物価の安さは想像以上
- インドの屋台のカレー:20円
- ミャンマーの屋台の焼きそば:80円
- エジプトの宿:270円/日
- キルギスのSIMカード(45GB):400円
ここには極端に安いものしか並べていませんが、世界にはこうゆう物価も存在します。
中には安かろう悪かろうのものもあったりはしますが、全部が全部ではないですし、むしろ20円のインドのカレーも、80円のミャンマーの焼きそばもめちゃくちゃ美味かったです。
旅の長期化すると、コストは逓減していく
旅が長くなればなるほど、自分の旅のスタイルが確立されて慣れがでてくるので、コストは下がっていくと思います。僕の場合はこんな感じでした。
【2019年1月〜4月(3ヶ月)】
- 旅先:東南アジア・南アジア
- 費用:1日あたり約2,700円
【2019年9月〜10月(2ヶ月)】
- 旅先:東欧・中欧
- 費用:1日あたり約2,000円
西側に比べたら物価が安いといわれる東欧・中欧ですが、まさかアジア旅の費用より安く済むとは思いませんでした(しかもだいぶ安い)。
とういうわけで、総額105万円の内訳です
飲食 | 宿泊 | 移動 | その他 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|
金額 | 23万円 | 21万円 | 39万円 | 22万円 | 105万円 |
(1日あたり) | 612円 | 559円 | 1,037円 | 585円 | 2,793円 |
「移動」の中には、航空券代20万円が含まれます。
「その他」は、ビザ代やツアー代、スキューバダイビング代などが主な内容です。
ちなみに、僕の旅のスタイルはこんな感じです。
- バックパックスタイル
- 飲食は、屋台かスーパーがほとんど。たまに自炊。
- 移動は陸路多め
- 観光名所には、たまに行く
- 東南アジアからまったり西へ移動。アフリカまで。
- 現地の人との濃厚な絡みが好き
現地の人の家に泊めてもらって郷土料理を頂く、ローカルの激安飲み屋で激安ビールを飲む、現地の人の仕事をちょっとだけ手伝う。
お金をかけなくても、日本では経験できない沢山の贅沢を味わえました。
旅に必要な資金は、人それぞれ
いいホテルに泊まる。高級なワインを飲む。このあたりが旅の楽しみなのだとしたら、100万円では到底足りないと思います。
結局はどのような旅にしたいかが全てだし、人それぞれ必要なお金は変わるので、ご自身の趣味嗜好にあわせて予算を組んでいきましょう!
(ネット上の情報を見る限り、1年間の旅の相場は150〜200万円のようです)
どうやったら低コストで長期海外旅行ができるか
あくまで個人的な経験からくる意見になってしまうのですが、自分がやっていてよかったと思ったことをいくつか紹介します。
まずは、資金管理です
色々とテクニックはありますが、一番大事なのは「資金を管理」することだと思います。エクセルでもアプリでもなんでもいいので、家計簿のように毎日費用をチェックしていくことが大切です。
僕の場合は自分でオリジナルのエクセルシートを作って毎日管理、月一くらいでアプリで残高確認みたいなことをしていました。といっても、毎日の作業量は1分だけです。
テクニックは、いくらでもある
- LCC
- カウチサーフィン
- タクシーに乗らない
- 現地通貨の調達は、キャッシング
色々あるのですが、今回はこのあたりをご紹介します。
LCC
LCCの中でも、ライアンエアーは特に安すぎてびびりました。僕が経験したびっくりフライトは以下。
- 場所:プラハ(チェコ)→アンマン(ヨルダン)
- 距離:2,700km
- 値段:約7,000円
荷物の値段込みでこの値段だったので、純粋な航空券の金額は確か4,000円くらいだったと思います。場所によっては陸路で行くより安いものもありますし、ヨーロッパ旅のお供になります。
カウチサーフィン
無料でホームステイをさせてくれる人を探せるのがカウチサーフィン。オンライン上でホストを見つけて連絡、ホストが承諾してくれればその人の家に泊めてもらえます。
確かに宿泊代がかからないのは嬉しいんですけど、やっぱりカウチサーフィンの醍醐味は、現地のリアルな生活や文化を体験できることです。
ホストによっては、地元の色んな場所に連れてってもらったり、沢山の友達を紹介してくれてたりして、お金では買えない経験ができます。

タクシーに乗らない
いくらGrabやUberが浸透してきたとはいえ、バスや電車に比べたらタクシーが高いのは変わりないので、僕はできるだけ乗らないようにしていました。
(タクシーの運転手との価格交渉も大変ですし、、)
現地通貨の調達は、キャッシング一択
窓口両替でもなく、カード決済でもなく、キャッシング一択です。これだけでだいぶコストが抑えられます。
海外旅行好きなら、海外キャッシングはまじで知っておいた方がいい技です。ご存じない方は以下の記事をご覧ください。
参考記事:【窓口はダメ】海外旅行のお得な両替はクレカのキャッシング一択
ということで、ちょっとだけ頑張って貯金して、旅にでよう!
知らない世界を知ることができたり、無作為な出会いがあったりと、旅は沢山の魅力であふれています。
世界各地のことも知れますし、それは同時に日本のことを知ることにもつながります。
今はコロナの影響がありなかなか厳しいですが、短期も長期も関係なく、これからも定期的に旅はしてきたいですね!
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